象が憎い
象が憎い。
ただいま昼ご飯どきですが、私のおなかは満腹にすることを許されず、
おいしいトマトパスタを心ゆくまで食べられない。だから、絶賛、象が憎い。
なぜ、象が憎いのか。
それはおとといからはじめた「夢をかなえる象」の毎日の課題をちゃんとこなして
3日目に突入したからである。
2日目の課題は寄付すること。
チャリーン。
コンビニで50円寄付する。
そういえば、寄付って最近していなかったなと。
だれかに何かをまわすことって大切だ。
特に今こうやってお金がはいってこない生活の中でもそういった心を忘れないことは
大切だ。感謝感謝。
と仏のようになった翌日、
私は鬼になっている。
3日目の課題は、腹を八分目にすること。
朝ご飯を八分目にして余裕やなぁと調子に乗っていて、お昼のいただきますのあと
すっかり八分目を忘れていてぱくぱく食べ始めたところで嫁からひと言。
あれ、八分目にするんじゃないの。
おーまいがー。
いつもなら、むしゃむしゃとがつがつとおなかいっぱいになるまで食べていたはずの昼ご飯をゆっくりそして優しく食べねばならぬ。
なんならおなかを満腹にさせるのを遅らせるために豆腐やら大根やらをちょいちょいはさんでいる。
なんだこのつらさは。
嫁もそんなまめに覚えとかんでええねん。ちょっと忘れてるくらいがええねん。
それもこれも象のせいだ。
今日片付ける気が起きないのも象のせいだ。
今日が真夏日なのも象のせいだ。
くそー憎いぜ、象め。