2050年の世界 英「エコノミスト」は予測するを読んでみた。
https://www.amazon.co.jp/2050年の世界-英『エコノミスト』誌は予測する-英『エコノミスト』編集部-ebook/dp/B00BQ7C2XY
読書メモ
・富裕層は100歳まで生きる。
→最近言われてる話。そもそも、働ける年齢も長くなるし、定年から死ぬまでも長くなる。
なので、老後のマネーをどのように確保するかポイント。ライフシフトにもあったね。
・人口の都市化 2010年は50%が集中しているのが2050年には70%が集中する。
→東京にいると如実に感じる。狭くても都市部ということで6畳のリノベマンションが人気らしいが、さらに続きそう。
情報やイベントも軒並み都市部でおもろいのがやってる。
日本でいうと人口減少は、お年寄りの方が多い郊外で急激に進み、国家としてどのエリアまでを社会保障の枠にいれるかもめそう。
・人口ボーナスの配当を受けるのはインド・アフリカ・中東
※ボーナスというのは若い世代が多いことによって恩恵をうけることを指す
(日本・欧州・中国は相対的に弱くなる)
→いまは、中国やーで話題になりまくってるが、一人っ子政策をとってるから人口オーナス期を迎えるとどうなるか。
インド、アフリカ、中東のうちうまくシナジーうめるのはどこか今から検討しとくのは大事。特に10-20代の人はちょうど、ビジネス人生でピークの時期にどの国でチャンスをつかんでるかイメージすべき
・2050年の日本の平均年齢は52.7歳(アメリカは40歳)
→僕が平均年齢より上ですな。56-57?
若い人が多い国でないと栄える産業は限定的になりそう。
・SNSの影響が強まる(意志決定に友人の影響が大きくかかわる。Wikipedia型サービス、新聞・テレビのない大規模運動)
→すでに起こりまくってるが、テレビ新聞みんな読まない。ヤフーニュース的なのは共通。
同世代の共通会話が生まれにくい。
年代問わず共通の趣味のコミニュティとネットでつながるのが主流?
・英語はメイン言語としてその地位を残し続ける
→ビジネスやるにもなんにしても英語はいるってことね。
・2050年世界の半分がアジアの経済で占められる
→人口バランス問題。つまり、アジアで勝負しとくと今後強くなるちゅうこと
・各国のそれぞれの中でも貧富の差は拡大する(ジニ係数)
→経済格差が教育格差になり、階層固定化問題
追加付記
2050老人大国の現実より
2050年の日本のGDPは2010年の60%(1人あたり生産性でいうと80%)に低下
日本という市場が相対的に魅力度を落とす。
→うー、国内需要は諦めろってことね。