幼稚園の準備が苦痛でたまらなかったが、妻とディズニーが、救ってくれた話
去年の夏、保育園から幼稚園に変わってわかったのは、「準備すること多いー」という衝撃。
保育園の時は、せいぜい寝る時用のタオルと着替えの服くらいなもんで
毎日の入れ替えなんてほとんどなかったんです。
当然私服だから朝の着替えもなんてことなく。
しかし、、、、幼稚園は違う。
そもそも、制服に紐がある。ちょうちょ結びの試練。
そして、毎日給食用にお箸セット・うがいコップ・ハンドタオル・ティッシュ・ハンカチ・・・
曜日ごとに、スモッグやら体操服やらプールセットやら・・・
あとは、行事があるたびに、ひっそりと仕込まれるお便り。
しれっと今週末に・・・で始まる文章には、新たに何かを用意しろと書かれてるわけです。
・色指定のタイツとか
・芋掘り用の手縫いの袋
・鬼のおめんようの毛糸
etc
本題本題。
とりま、一番厄介なのは、スモッグやらタオルやら給食セットやらを、持っていき、持って帰り、準備して、そして忙しい朝に娘が制服をきてトイレに行ってみたいなことをしやにゃならんのですよ。
まぁまぁの確率で、怒りメーターがふりきれます。
いや、もちろん、まずは肯定的にとか、順番に促してとか、知ってるよ。知ってるけど、朝のクソ忙しい時間、なんなら赤子が泣いている状態で、そんなことできるかーーーー!!!!
と言うことを、しばらく繰り返していたのです。
まぁまぁ遅刻するし、
帰ってからもグズグズするし、
こっちも苛立つし、
そんな、ある日、妻が立ち上がりました。
「私は工作する」
え、どこの国の工作員になるつもりですか・・・と本気で心配になったのですが、
それから2・3日後、私は妻の才能に嫉妬しました。
家に帰ってくると、できてたんです。
なにが?って・・・。
これが。
ちょっとしたDIYやん。
帰ってきた娘も「なにこれー」と珍百景ばりのリアクションをするわけです。
妻はニヤリ。
「ふふふ・・・めくってごらん」
「え?」
ティンカーベルでたー。
娘もめくるたびに、きゃっきゃっとしております。
「わー、シンデレラだー」
「わたし、オーロラ姫が一番好きー」(ピンクだもんな)
「なにこれー青い生き物ー」(それはスティッチだ)
その日から、お支度ボードをみて、1つやるたびに1つ裏返すよー
と言うのを雨の日も風の日も雪の日だって(今年は降らなかったけど)やり続けたわけです。
そして、それから半年。
今日、娘から「もういらない」と言われたんです。
これを。
今日はそんな記念に書いてみました。